豚のタンを買ったでしょう。
先日、アメ横センタービルの地下食品街で見かけた豚タンが忘れられず、買い出しに上野へ向かっている途中に、ひょっとしてハナマサで買えるんじゃね? って神の啓示のごとく閃いて近所のハナマサ行ったら売ってたでしょう。
それは良きことでしょう。
解凍ついでに流水で洗うでしょう。
タンでしょう。
こういうビジュアルにグッとくるのはなぜでしょう、老いかな?
今回倣ったレシピはこちら他など。
生姜と一緒に煮込むでしょう。
豚肉好きなので豚の臭みはあまり気にならないと思ってはいるけれど、やはり臭みはない方が良いのでしょう。
漬け用の味噌ダレ作りましょう。
味噌とみりんと酒を混ぜるだけは簡単なのでそれは良きことでしょう。
豆腐とかキッチンペーパーで水気取ったりするでしょう例えば。
ちょうど良いサイズの容器が見つかることもあるでしょう長い人生の中では。
それは良きことでしょう。
すかさず味噌ダレ入れちゃいましょう。
味噌ダレの上にガーゼの上に豆腐でしょう。
豆腐をガーゼで包んで上からさらに味噌ダレでしょう。
冷蔵庫で寝かして漬け込んでいきましょう。
一方、アクがすごいでしょう。
取っていきましょう。
アク取り切った満足を得たら圧かけちゃいましょう。
どのくらいかけとけば良いのか検討つかずの1時間でしょう。
茹で時間長いほど良いというお話が広大なネットのどこかにあったので、長めにいっときましょう。
1時間後でしょう。
ゼルダやってたら1時間なんてあっという間でしょう。
熱いうちに皮剥いていきましょう。
ペリペリと簡単に剥けるのでちょっと楽しいでしょう。
別に剥かなくても良いかもしれないけれど、どうやら剥いといた方が良いみたいでしょう。
件の味噌ダレに漬けて冷蔵庫で寝かしましょう。
漬け込み期間は1日から1週間くらい、その長さで味も変わるらしいでしょう。
長く漬けた方が珍味感が出るとか出ないとか。
豚タン4本中1本は漬けずにわさび醤油などで頂いてみましょう。
思ったよりホロホロで、プリプリ感はナッシング、茹でたらそりゃそうだなでしょう。
なんだかとても肉食ってる感がすごい。
柔らかくて臭みもなし、これは美味しいでしょう。
黄金色の茹で汁を捨てるに忍びなく、先ほどのタンぶち込んでタンスープにしてみましょう。
コンソメ、塩胡椒、砂糖、醤油、おろしニンニク、小ねぎ。
このように盛ったら美味しそうでしょう?
タンが柔らかくて、スープの味付けも良くて、大変美味しゅうござるでしょう。
しかし茹で汁はやはりそれなりに臭みがあり、あまり気にはならないと言えども2杯目はちとキツいでしょう、老いかな?
そうして月日は流れるでしょう翌日。
豆腐を味見しましょう。
優しい味わいながらしっかりと味染みて美味しいでしょう。
もう2・3日漬けても良いかもしれない。
今度やってみましょう。
サイコロ状にすればでしょう、食べやすいのではないだろうか。
一方、タンはしっかり味染みていてとても美味しい。
臭みもまったくなく、ホロホロで柔らかくてしっとりで、それは良きことでしょう。
これで1本分なので、あと2本あるでしょう。
1本くらいならひとりでもペロッといけそうだけれども、なんだろう、2日連続で食べたいとは思えない、老いかな?
豚タンの香りに興奮したりもするでしょう。
そんなに香り強くないと思うのだけれど、わかる人にはわかるのでしょう、人ではないけれども。
キムチと食べたらさっぱりで美味しかった、ニンニクとの相性良しでしょう。
それは良きことでしょう。
ご馳走様でしょうでした。