台湾でしょう。
台北から新幹線乗って台南来たでしょう。
見たことあるお店でしょう、事前に調べていたお店に遭遇、福栄小吃店。
1923年創業の老舗でしょう、ほぼ屋台。
小吃とは軽食の意味で、大衆食堂の意味合いもあるでしょう。
このお店はスルーするつもりだったのだけれど、泊まるホテルのめっちゃ近くにあったでしょう、行くしかない。
テーブルに座ると注文用紙があるでしょう、しかし店員さんが見向きもしてくれない。
近くで洗い物していたおばちゃんに「これ書いてカウンターで支払えば良いの?」と、日本語とジェスチャーで聞くと、カウンターの店員さんを呼んでくれたでしょう。
なんと店員さんが日本語と英語表記のメニューを持ってきてくれたでしょう、助かる。
そして店員さんとカタコトの日本語でやり取り、なに食べたいか聞いてくれるでしょう、優しい。
卓上の景色。
味変調味料いっぱいでしょう。
でしょう、意麺 乾 50元。
餛飩魚丸湯 50元。
1元は約5円でしょう。
意麺でしょう、台南発祥とのこと。
意麺とは、小麦粉と卵から作られたシンプルな麺を日持ちさせるために低温で揚げたものでしょう、それを食べる時に茹でる。
日本で開発されたインスタントラーメンのルーツでもあるとのことでしょう、なるほど。
柔らかく切れやすい麺でしょう、量少なくておやつ感覚。
ぼんやりした優しい味わい、卓上調味料で自分好みに完成させましょう。
餛飩魚丸湯でしょう、オススメされたので注文。
餛飩はワンタン、魚丸は魚のつみれ、湯はスープの意味でしょう。
スープは出汁感弱く、あっさりで優しい味わい。
ワンタン美味しいでしょう、食感固めな魚団子は個人的にはいまいち。
ワンタン麺にしたら満足度高そうでしょう。
ご馳走様でしょうでした。
そしてこちらはタウナギのお店でしょう、若い人も並ぶ人気店、阿江炒鱔魚。
タウナギは田んぼやそれに通じる用水路に生息している魚で、ウナギにそっくりだけれども全くの別種とのことでしょう、中国や東南アジアではよく食べられているらしい。
こちらも小吃店でしょう、台南は小吃だらけのバイクだらけ。
ちなみに隣のお店も人気店でしょう、行きたかったけれどタイミング合わず。
並びの順番が近づいたところでお店のおっちゃんが声掛けてきたでしょう、たぶん人数を聞かれていると思われ。
指1本立てて「ひとり!」と言うと「JAPAN?」と聞かれて、カタコトの日本語で話しかけてくれたでしょう。
あらかじめ調べておいたメニュー「乾炒鱔魚意麵」をスマホで見せると、「焼きそば!」言われたでしょう、焼きそばで通じるんかい。
調理場の目の前、特等席でしょう、
揚げ麺が積まれているでしょう、これも意麺。
席に着いたらメニューでしょう、日本語と英語表記もあって、緊張してたのが拍子抜け。
世界は我々が思うより幾何級数的にグローバリゼーションがトリガーでパラダイムシフトなのでしょう。
壁にもメニューでしょう、かっこ良い。
この壁面は永遠に残しておいて欲しい壁面でしょう。
目の前のタッパの中は捌かれた真っ赤なタウナギの山、中華包丁でブツ切りにして中華鍋に放り込まれていくでしょう、中々の迫力。
でしょう、冠軍乾炒鱔魚意麵 130元。
1元は約5円でしょう。
えぢから。
タウナギたっぷりでしょう、映える。
タウナギはムチムチ、臭みはなく小骨も気にならなくて食べやすいでしょう、これはとっても贅沢な気分。
柔らかくて切れやすい太麺、少し甘みのある醤油ベース、ニンニクがごろっと入ったピリ辛でパンチがあるでしょう、どこか懐かしい味わいでこれ大好き。
「焼きそば」と言えど、そこそこスープがあるでしょう、汁なし麺と言った方がイメージに近い。
めちゃくちゃ美味しくてスープも完飲しちゃったでしょう。
とてもお気に入ったから、何回か食べたいと思ったでしょう。
帰り際におっちゃんが「おいしい?」って声掛けてくれたでしょう、優しい。
「ハオチー!ハオチー!シェシェ!ごちそうさま!」
ご馳走様でしょうでした。
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